まずは初心者向けのお話から。
まだ仕事として作曲をやったことはないけど、これから絶対作曲で食っていくんだ!という人へ。
一番大事なことは実績を作ることです。
これこれの曲を自分で作りました!、という事実ですね。
それも個人的に作った曲じゃなくて、どこかで自分の曲を使ってもらったという実績がいいです。
もちろんそれなりの仕事(商品)で使ってもらえるのがベストですが、実績の無い未経験者がそういう仕事に関われるチャンスはなかなか少ないものです。
そんな人の糸口になるのは、インディーズバンドへ曲を提供したり、個人制作のゲームの音楽を作ったりすることでしょう。
それらの多くは、報酬が発生しなかったり薄謝だったりしますが、まずは勉強と思ってやってみるのが良いと思います。
タダで作ります!と宣伝すれば余程ヒドイ曲で無い限り、使ってくれる人が見つかることでしょう。
実績がそれなりに出来たら有償しかやりません、という方針に切り替えれば良いでしょう。
実績があるとやはり依頼者は安心するものです。
逆に実績が無いと
・サンプル曲はいい出来だけど実際の仕事でもちゃんと作ってくれるだろうか
・ちゃんとした応対のできる人なのだろうか
・お金だけ持って逃げないだろうか…
などなど、色々な不安を持たれてしまいます。
実績があると既に何人かその作曲者に依頼をして、モノが完成した事実があるわけですから、不安の解消に繋がります。
以上、実績を作ることの重要性を書きましたが、別のアプローチとしては作曲コンテストなどに応募するという方法があります。
○○○賞を取りました、という肩書きがあれば仕事を得る際にもそれなりにアピールできるでしょう。
でもコンテストはコンテスト。
仕事とは違う形での作曲ですからひとつの目安にしかなりません。
仕事の実績も忘れずに作るようにしましょう。
ちなみに実績を掲載するときは自分が作者であることを公開してもよいかどうかの了解を取っておいた方が無難でしょう。
仕事によっては自分の名前を出せないケースもあるので、心配な人は依頼を受ける時に確認した方が良いかもしれません。
導入編
とにかく現場に潜り込む
作曲家の仕事術 2007年11月10日